ごあいさつ

マザーマシン開発会社としては後発ですが、
だからこその視点でお喜びいただいています。

弊社は1979年創業いたしました。工作機械、つまりマザーマシンの設計開発会社としては非常に後発の会社と言えます。さらに創業者である産業三之助は大阪東淀川区で独立開業いたしましたが、創業者は実はそれまで広告畑で第一線を走っていた、いわばモノづくりの世界とは全く違った世界におりました。

技術はあるけれど、どこにセールスするのか全くツテがない…こうした相談を、広告会社在籍時代によく持ち掛けられたそうです。おかげさまで、人脈こそが財産ともいえるほどに各界に親しい方々に恵まれていました。人のつながりをたどって、さまざまな企業やモノづくりの工場を結び付けてたいそうお喜びいただいておりました。

そうするうちに転機が訪れました。後継者問題に悩んでいたモノづくり工場の一社が「建物ごと引き受けてくれないか」との相談を受けたのです。もともと起業マインドの高かったのも手伝ってなんと全く異業種の世界に飛び込んでいったのです。マザーマシンというモノづくりの技術はそのまま継続しながら、得意のマーケティングを磨くことで製造業の世界そのものを風通しよくしていきました。

そして、時代はAI、IoTへ。マザーマシンにセンサーを組み合わせるなど、組み合わせ自由に。モノづくり現場の要望を軽やかにすくいとり、積極的にご提案を繰り返し行いながら進み続けます。私たちの送り出すマザーマシンを使う人、それで生産された製品を使う人、それぞれの立場の人々の暮らしを豊かにしてゆく。私たちはそうした営みの中で世の中が進化していくことを何よりの喜びとしております。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

代表取締役 産業 太郎